今朝の朝日新聞の投書欄に、20歳の若者が「借金のツケだけ押し付けられる自分らほんと理不尽でかわいそう(意訳)」みたいなこと書いてた
そういや自分も高校生のときそんなこと考えてたなあと思ったけど
いつの間にか自分も三十路のおっさんになって、若者からそうやって糾弾される側の立場になってきてるなあと思った
前世代のツケは常にあるもので受け入れなきゃいけない
大人や総理が無責任だって言い放ってもなにも 状況は変わらない
仕事でも人間関係でも国家財政でもなんでもそうだけど、やってもらえるという感覚・期待を、無意識にもってしまっていることが多いなあと思う
とくに若いうちは、自分は若い!老害の不手際のおしつけむかつく!ほんと無責任だ!ってのが絶対的な正義に見えて、
やたらと鼻息荒くしちゃってたなあと今思うと口元がゆるむ
そうじゃないんだよ
実を言うと日本はもうだめです。 突然こんなこと言ってごめんね。 でも本当です
数十年後にものすごく懐かしく・冷めた目で昔を振り返ることができる瞬間が訪れます。
それが若気の至りの終わりの合図
結局、年齢は関係なく、日本に生まれた時点で、もう責任を追わなきゃいけないこと
今更誰が借金したことが悪いといっても仕方ないこと
一人ひとりが自覚をもって取り組もうとする意識が必要なこと
選挙に行くこと
世間に関心をもって調べること
おとながわるいというのは簡単だけどそれだと何も解決しませんでした
それはさんざんわかりました
そうです
おとなは役に立たない生き物なのです
だから自分でどうにかする
そういう気概をもつとよいです
もし本当に真摯に怒っていてどうにかしたいと考えるのなら
散々バカにしてこきおろしている大人に、どうにか「してほしい」という期待をかけるのは、
矛盾しているという自覚をしたほうがいいです
選挙権の年齢も変わるし、とりあえず文句あるなら選挙に行く
それでいいと思います