2010-12-06

不寛容の時代へようこそ

全体の伸びしろが小さくなってきて

将来の伸びしろを先食いすることもままならなくなって

評価なり報酬なりを担保するだろう生産性たいなものも鈍化して

それでも、個々人なり組織なりは同じ事を遣っていれば同じ評価なり同じ報酬であるべきだと思って

時には、根拠の乏しい成長幻想に取り憑かれて

割を食う者を産む出したり、自身が割を食ってみたりし

不寛容の濃度を増している。

ような気がする。。

 新たな伸びしろを獲得できるのか?と考えれば、成長の限界以来指摘されている上限到達の件がある。時期については何度か改訂されているが、それほど遠くない日に食料なりエネルギー資源なりが『打ち止め』となる日が来るだろうことも驚く話ではなかろう。リーマンショック前は、食料とエネルギー投機対象になるくらいでもあった。

 どこかを過ぎた時、なにかが圧潰するように潰れて行くのだろうか。あるいは何かが剥がれ落ちるかのような状況になるのだろうか。

 そんな崩壊までのひととき不寛容の時代へようこそ。

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