2010-11-24

北鮮の狙い

北鮮が戦火を開いた。

南鮮の哨戒艦3月26日に撃沈した時にケジメをつけていればというのは、後知恵であろう。

だが、実際に南鮮の哨戒艦を沈めた北鮮海軍に対して、明確な処分を行わなかった為に、彼等はアピールをエスカレートさせたわけである

今回の砲撃は、北鮮海軍の独走ではなく、北鮮指導部の意図的な行為である可能性が高い。

 

中国から物資を脅し取る為の方便として、南鮮への攻撃が使えると哨戒艦撃沈事件から学習したのであろう。

哨戒艦撃沈を上海万博の為に中国が揉み消してくれ、しかも、おとなしくさせる為に補給物資を大量にくれた。おかげで、金正恩大将お披露目の特別配給を配る事が出来た。

 

これが前例になり、再び南鮮相手に派手な事をやり、中国が揉み消してくれて、しかも補給物資をくれるかどうかを確かめる為の行為だろう。

中国ウラン濃縮に協力してくれているという特別な関係を公表し、世界にその事実が広まったタイミングで砲撃をやらかしたというわけである

船を沈め、島を砲撃した。そこまでしても、中国が揉み消してくれたうえに補給物資を寄越すのであれば、以後は、南鮮への攻撃が定期的に行われる事になる。

 

揉み消してくれず、補給物資もくれないのであれば、次はソウルを攻撃するであろう。

その時に原爆を使用し、それが中国の協力によって作られた原爆を使用したと公表すれば、北鮮には大きなメリットがある。

 

つまり、北鮮は中国に対して、それが嫌なら揉み消した上に補給物資を寄越せと恫喝している。

中国が大国になったのであれば、南鮮程度が相手ならば無理を通せる筈であるというのが、中国を言いなりに扱き使ってやろうという北鮮の狙いであり、

正月北朝鮮政府からの、国民への特別配給に間に合うというのがこの時期に行われた理由だ。

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