2010-10-31

欝なんて下らねぇよ。

欝状態になると、何も手がつかなくなる。心が痛くて、いつでもどこでも「あぁ…」と嘆いてしまう。

そういう時期が僕にもあった。

だけど、ある日気がついた。「欝なんて、下らない」

そうだ。僕が悩んだって、社会はそんなものには何の興味もない。

それどころか、「面倒くさいやつだ」って離れていってしまうだろう。

それに気付いた時、普通はますます落ち込むだろうが、僕は、なぜか違った。

すごく楽になったのだ。欝になる必要なんてないんだ!

それからは、毎日精神をすり減らしながらも、少しずつだが着実に何かを築いている感じがする。

もちろん、心は痛い。目が痙攣している時だってある。髪の毛が抜けるような感覚もあったりする。

でも社会は僕の心の痛さなんて興味がない。

社会は僕の目の痙攣なんて興味がない。

社会は僕の髪の毛が抜けることなんて興味がない。

結局僕は、社会から注目されたかったのだろう。

でも、よほど努力をしないと、『人』ってなかなか認めてくれないよね。

だから僕は欝をくだらないと思うようにした。そして毎日戦うことにした。

そうすれば、いつかは凄みを手に入れることが出来ると信じて。

人が認めてくれるんじゃないかと信じて。

いや、僕が認めてほしいのはもう、人なんかじゃない。神様だ。

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