2010-10-27

基本的にアメリカというのは生活に適した国ではないと思う。

 

アメリカ求心力があるのは、

能力があるものに何度でもチャンスが与えられるからだ。

 

私が子供の頃、両親から人生設計について有用な

アドバイスをもらったことはほとんどなかったが、

ある時、母はこう言った。

 

人生でチャンスはそう何回も来ないものよ。

でも、どんな人生にも3回くらいはチャンスがあると思う。

そういうチャンスをきちんと活かしなさい。」

 

確かに響きの良いアドバイスで的を射ていると思う。

しかし、3回しかチャンスがない国とはあまりに窮屈ではないか。

下品な言い方をすれば、

大学受験に失敗し、就職タイミングを逃し、玉の輿に乗るのに失敗したら、

日本では人生ゲームオーバーということである

(もっとも、本当のチャンスは大抵、競争以外のところにあるものだ)。

 

アメリカ社会は基本的に

目標を持って努力する者には何度でもチャンスを与えるし、

それに向かって努力する者も多い。

チャンスが何度もあるからリスクも取れる。

http://wofwof.blog60.fc2.com/blog-entry-419.html

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