2010-10-13

http://anond.hatelabo.jp/20101013020813

青少年活字離れ」なんてデータはない。青少年読書量調査では近年一貫して読書量は伸びている。

個人的には、ライトノベルの隆盛(流石にそろそろ頭打ちが囁かれているが)などは、今の青少年層が過去青少年層より

遥かに活字に親しんでいる、という背景が無ければ説明しにくい現象だと思っている。

ただし出版社にとっては商売的に厳しくなっているのは事実で、この原因は

・そもそもの青少年層の人口減少

BOOKOFFに代表される中古流通の台頭

図書館施設の充実・利用促進施策の成功による、貸出数の大幅増加

によるもの。あくまでマクロトレンド出版業界外の要因によるものなので、出版社の少々の青少年層取り込み努力

青少年層の読書量増加で覆せるものではない、というだけの話だ。

青少年向けに限らず、小説を始めとする本来的な意味での「読書文化」の未来はそんなに悲観するものでもないが、

雑誌の部数・広告出稿両面での急速な衰退もあって「出版業界」の将来は非常に厳しい、というのが実態と言える。

  • 青少年のラノベ以外の本の読書量についてはどうなんだろう。 そういやケータイ小説って今はどれくらい読まれてるのかな。 小さめの本屋でも置いてるからそれなりに売れてそうだけ...

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