物心付いた時から漫画を書くのが趣味で、でも自分は収入不安定な生活はまず無理でサラリーマンになるしかないと思っていて。
だから、サラリーマンになるレールの上を歩いていて。
でも漫画は描いていたし、20前後の人生の一番大事な頃、大学に通いつつ「どうしたら面白い漫画が書けるか」を考えて考え抜いていた。
「可愛い女の子」を描く技術も「面白い漫画」を描く技術も、結局は妄想と努力、無理と無茶をいくつか乗り越えた先にある。その先に存在する矛盾した技術をいかに自分の中に定着させるかという事だ。
さて、そんなに苦労して身に付けた技術も、ここまで同人以外で特に役に立った事は無い。
サラリーマンをする上で絵が描けて特になった事は無い。一度、とあるパッケージ製品を作成するのにデザイナーがどうしても都合出来なかったので自分で描いた事があるけど、それぐらい。
事務員だと印刷物発注する時なんかに知識が役に立ったりすけどね。 紙の厚さとか台割とか。 冊子作るときも、流石に同人印刷所に発注はしないけど、 オンデマとか探してこんなに安...