それは一般的には同意したい理念だ。
しかし、この場合も当てはまるかが問題だ。
この万引きのケースでは、増田の言うようなおおらかさを適用すると以下のようになる。
すなわち、「わたしは万引きしたかも知れんけど、軽犯罪なのだからおおめに見てよ」となる。
価値観や文化水準は、無限に細分化可能だろう。究極的には個人にまでいく(同じ個人ですら時間によって異なる)。
それを尊重するならば、犯罪などは成立する根拠がなくなる。
個人が個別に持っている倫理のみにしたがって生きればいい。
しかしそれは、現実には不可能だ。
それを尊重するならば、犯罪などは成立する根拠がなくなる。 犯罪かどうかは基準さえ決めれば成立する。 ポイントはそこではなく、法律を唯一もしくは最優先の基準とするか、場の...