2010-07-31

メンヘル

メンヘルな相手とは付き合えない、という話をたまに聞く。

でも、よく読んでみると、実はメンヘルであること自体に付き合えない原因があるんじゃないような印象。つまり、メンヘルどうこう以前に性格的に終わっているから付き合えないという話の方が多そう。

メンヘルの症状それ自体は、そこまでの害を周囲に与えるものじゃないんだと思う。むしろ、最悪なのは、メンヘルな人の一部が、性格的な問題から、負担を周囲に押しつけてしまうことにあるんじゃないだろうか。

例えば、身体的障がいの例として、歩けなくて車椅子の人だって、自分障がい者なんだから配慮しろと要求を偉そうに突きつけたら、嫌われる。それは歩けないからじゃなくて、そういう要求を偉そうに突きつける人間性が嫌われているだけ。

メンヘルの人だって、自分メンヘルなんだから配慮しろと要求を偉そうに突きつけたら、嫌われる。それもまた、メンヘルだからじゃなくて、そういう要求を偉そうに突きつける人間性が嫌われているだけ。症状が出ているときだけ言動がおかしくなるのなら仕方がないんだろうけど、多くの場合はそういう話じゃない訳で。

そして、嫌われるようなことをしておきながら、独善に陥って他人の忠告を聞き入れない。それじゃ、人が離れていくのは仕方がない。

卑屈に生きる必要はないけど、甘えを剥き出しにするのも、やっぱり良くないんだと思う。そこに避けられる原因があるんじゃないだろうか。

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