2010-07-28

ぶん殴りたくなるほど素直

私の知り合いとは思えないほど爽やかなイケメンがいる。

で、話の中で「○○ってイケメンだし本当に爽やかだよねw最早むかつくレベルw」と言ったら、

「むかつくの?」と返された。

…えっ。ごめん。あの…。言葉のあやっていうか。

フォローしても時既に遅しで、(しょんぼり+不機嫌)÷2みたいな表情になられてしまった。

 

素直に褒めるのってこっ恥ずかしい。

考えただけで死ぬほど全身がむずむずする。直の背骨の周りを大量の毛虫が這いまわる。

それに素直な褒め言葉って同時に陳腐でもあるから、テキトーに褒めてんじゃないかと思われる気がする。

はいはいこうしておだてときゃいいんだろ!みたいな。

いえすみません。こっ恥ずかしいっていう理由が9割強です。

これらの理由から今までずっと、

「(うらやましすぎて)蹴り倒したくなるほど完成度高い」

「この才能(うらやましすぎて)見てるだけでみぞおちに数発叩きこみたくなる」

みたいに攻撃性を織り込むことで、"褒め言葉の安売りは決してしない私ですが、こればかりは認めざるを得ないのです"感を演出、

こっ恥ずかしさを相殺しながら、本気の称賛を表現してきたつもりだった。

 

これに対して「蹴り倒したいんだ…」「みぞおちに数発叩きこみたいんだ…」とヘコまれたら、もう狼狽するしかない。

メインはそこじゃないし、傷つけたかったわけじゃなく、本気で褒めたかっただけなのに。

でも素直な人の目線になって考えてみたら、マカロンをわざわざハバネロ味のオブラートで包んで食べさせるような嫌がらせ

苦しいけれど、これがクセになりすぎていて、まるで治る気がしない。

 

私はもう素直な人にはなれないし、素直な人と関わることができないのかな。

胃洗浄はできても脳洗浄はできないからなー。

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