私の知り合いとは思えないほど爽やかなイケメンがいる。
で、話の中で「○○ってイケメンだし本当に爽やかだよねw最早むかつくレベルw」と言ったら、
「むかつくの?」と返された。
…えっ。ごめん。あの…。言葉のあやっていうか。
フォローしても時既に遅しで、(しょんぼり+不機嫌)÷2みたいな表情になられてしまった。
素直に褒めるのってこっ恥ずかしい。
考えただけで死ぬほど全身がむずむずする。直の背骨の周りを大量の毛虫が這いまわる。
それに素直な褒め言葉って同時に陳腐でもあるから、テキトーに褒めてんじゃないかと思われる気がする。
はいはいこうしておだてときゃいいんだろ!みたいな。
いえすみません。こっ恥ずかしいっていう理由が9割強です。
これらの理由から今までずっと、
「(うらやましすぎて)蹴り倒したくなるほど完成度高い」
「この才能(うらやましすぎて)見てるだけでみぞおちに数発叩きこみたくなる」
みたいに攻撃性を織り込むことで、"褒め言葉の安売りは決してしない私ですが、こればかりは認めざるを得ないのです"感を演出、
こっ恥ずかしさを相殺しながら、本気の称賛を表現してきたつもりだった。
これに対して「蹴り倒したいんだ…」「みぞおちに数発叩きこみたいんだ…」とヘコまれたら、もう狼狽するしかない。
メインはそこじゃないし、傷つけたかったわけじゃなく、本気で褒めたかっただけなのに。
でも素直な人の目線になって考えてみたら、マカロンをわざわざハバネロ味のオブラートで包んで食べさせるような嫌がらせ。
苦しいけれど、これがクセになりすぎていて、まるで治る気がしない。
私はもう素直な人にはなれないし、素直な人と関わることができないのかな。
胃洗浄はできても脳洗浄はできないからなー。
こないだ読んだよこれ