■「健康のためなら、死んでもいい」
と言うと、「手段と目的を取りちがえた馬鹿」として嘲笑の的になるのに、
「仕事のためなら、死んでもいい」
は、「そういう生き方もあるよね」と受け入れられたり、「それでこそ滅私奉公、日本人の心だ」と称賛する輩さえいる。
健康も仕事も生きるための手段で、その手段のために目的が達成されなくてもいいとは、本末転倒である。
なのに、前者と後者とでこれほどまでに受け止められ方が違う。
後者の発言が前者の発言のように嘲笑の対象になる日が一日でも早く来ることを望む。
ツイートシェア