2010-07-10

童貞の心理的抵抗はバンジージャンプみたいなもの

登る前にはさあやるぞ、と意気込んでもいざ飛び降りる段になると脈拍が急激に上昇・口がカラカラ・足が竦んで進めない。

命綱はついてるから大丈夫」と後ろから声をかけられてもそんなことはもはや関係ない。

風が吹くたびに「自分がなんでこんな不安定なところにいるんだろう」「こんな行為必要ないじゃないか」と言い訳が頭を駆け巡る。

近くの柱にしがみついた辺りで、周りが何をやってももう手遅れ。半ベソでその高い塔から降りることは決定だ。

周りは醒めた目で「安全なのに」「高所恐怖症なんじゃないの」といわれる。

でも違うんだ、普通に暮らしている分には問題ない、と言っても病気あつかい。

結局「あんなもので楽しんでいる奴の気がしれない、自分には必要ない」「馬鹿と煙は高いところが好きっていうよね(笑)」と価値を否定するか、

自分は臆病者だ」「病気なんだ」と自分を否定するしかない。

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