車の営業をしてるという男と会った
ジムで鍛えました、って書いてありそうな体を「ステキですね」とほめたわたし
会う気はなく始めた出会い系だったが、うまく流れに乗せられて会うことに
男はガキのように「スカート!スカート!」と言うが、誰が価値もわからない男の言うことなど聞き入れるか
サーフで来ると言うので、それらしい車の助手席のドアを開けて・・・激しく後悔 うわー生理的に受け付けない
なんというか、エキセントリックな印象を受ける耳のでかい、口の歪んだ男がいた
ごめんなさいしたかったけど、まあ車のナンバー控えとけばいいかと食事へ行った
向かう道すがら、男はひたすらわたしをほめる
きれいですね、ほんと色が白いですね、胸が大きいですね
あーありがとうございます はやくはやくはやくはやく
今日は10時にはお送りしますねー (でもほんとは今すぐにでも帰りたい・・・)
店へ到着し、中へ入るとけっこういっぱいで 男は気にしていたが、わたしにはむしろ安心できる気がした
注文してからも、男はずっと質問ぜめ&ほめるほめる
どうして登録したんですか、きれいすぎてSって感じだな、ほんと色白いですね、胸大きいですね(ああああああ まじうぜえ)
食べ物が来てからは食べることに集中
男はひとしきり終わったようだったので、話させておこうとこちらから聞いてみる
営業ってどんな感じで一日を過ごすのですか、それって頭使いますよね 等々
食べ終わっても、まだ30分しかたっていない まずいこのまま車に戻りたくない あ、マンゴードリンクおいしそう これ飲みたいですうー
と、ドリンクが運ばれる お、でかい よかった これでまた30分はかせげる
体鍛えるにはねえ とか 子供を育てるには転勤がないほうがいいとか
あ、子供いるなら子供の話をさせておこう お嬢さんですか、かわいいのでしょうね 等々
さっき歩いてるとこみたけど、ほんとウエスト細いですね いくつですか? いや、秘密です♪(触らせないぞぜったいに!!)
男伝票を手に持ち出たがるが、わたしお水のおかわりをいただく そしてまたゆっくり座って、微笑んで時間稼ぎ
さっき10時には帰すっていったけど、営業の手の内を使えば 断れなくすることだってできるんだよ
(何?でもそれって、断ったらわるいかもーって相手に思わせることができる場合でしょ? わたしふつーに断るよ いやですって)
また会ってもらえますか?いやでも断られそうだな、はっきり言うタイプでしょ? ○○さんはそう思うんですねー(大人のな・が・し方♪)
男笑って伝票を持って立ったので、もうこれ以上時間稼ぎはできない
レジが混んでいたので、ごちそうさまでした にっこり と言い外で待ってますと伝える
急いで車の所に行き、ナンバーを控える
このまま逃げて帰ろうかと思っていたら、男出てくる わたし笑顔で迎える
では少しドライブしますか というのでええ、ジムとか気になりますねという 残りあと15分
運転しながら、いやほんとにきれいだ、また会ってくれますかと繰り返す男
そちらは見ずに、前を向いたままありがとうございます んーそうですねを繰り返すわたし
気持ち悪いというか、生理的嫌悪感をいだくというか、恐怖感を覚えるというか、とりあえず男を見てはいけないと思ってた
なんで夜なのに色つきめがねなんだよ わけわかんねーし
もうすこしだけつきあってくださいね、などというので時計を見る あと3分
おいおいおい もういいだろうよ と思ったけど車のナンバー控えたし 携帯あるしなんとかなるかと思いなおす
やっと元の場所に戻り、車から降りる
手を振って別れた後、確実に車が逆方向に走り去るのを見てから、わたしも動き出す
そしてすぐメール また会いたいだと?まあそうだろう しかし無理だ
丁重にお断りのメールを出してからもう一週間
メール拒否はせず、毎日4-5通来るメールを無視し続けたら やっと今日になって来なくなった
鏡見てからまた会いたいとか言ってこいよ
しかも 仕事に対するスタンスとか エロのスタンスとか 違いすぎ
Sはあんたの願望じゃねーの?自分がSとか書いてるくせにさ
キモい顔というニーズがあるときだけ、あんたの存在価値があるんだよきっと
よく営業できてるよね
わたしが特別、苦手な類の顔、声、話の内容なのかも
無理な人間関係を保っていたことがなかったから、あんなタイプは知らなかった
元増が胸でかくて色白くてすぐやれそうなのはわかった。
俺は元増田ではないが、元増田に登場するような立場の人間の性格が何となく分かる気がする。 ああいうおかしい人は相手が普通であっても異常に食いついてくる。普通の人との繋がり...
元増田です。トラックバックありがとうございます。 おっしゃるように、人の狂気は顔ににじみ出るものなのかもしれませんね。 妄信している何かが、ふつうのひととはずれた所にある...