2010-06-29

「○○が好きだ」という人へのおせっかいな警告

自分小学校中学校と算数・数学が好きだった。

得意だったし、成績も良かった。

しかし、高校に入ってから、周りはできるやつばかりで、自分はどうしても上位にはなれなかった。

それと時を同じくして、数学のことをなんとなく嫌いになり始めた。

そこで気づいた。自分数学が好きだったんじゃない。

数学で良い点を取って、親や教師にほめられることが好きだった。

数学はあくまで手段に過ぎなかったのだが、自分はその手段を好きだと勘違いしてしまっていた。

そのことに高校で気づけて良かった。

小学校高学年の時なんかは、親や担任に乗せられて、「将来は数学者になる!」などと言ったりもしていた。

もし、高校でも勘違いしたまま大学数学科に進んでいたら今頃どうなっていたことやら・・・

もし中学生高校生がこの文章を見てたら、よーく考えてみてほしい。

君が進路を決める時、君の興味関心のあること、君の好きなことを元にするだろう。

そのときは、一度立ち止まって、自問してみてほしい。

今君が好きだと思っていることを、君は本当に好きなのだろうか?

本当に好きなのは、それ自身ではなく、それを通して得られる別の何かではないだろうか?

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