2010-06-20

ツンデレに見えなくもない司馬遼太郎小説の一節

云い終わると、次郎左衛門は重蔵を見返り、

「と申して、これを誤つな。われの心をいとおしんだつもりではないぞ」

白い目を据えた。

司馬遼太郎全集1「梟の城」P.21

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