動物の世界では、戦う理由はだいたいエサの取り合い、獲物をとるとき、
メスを巡ってオス同士が争う時ぐらい。
相手が負けを認める態度を見せるか逃走してしまえば、ほとんどの場合、、
深追いせず命まではとらない。(同種間の争いの場合)
ところが、人間は闘争本能以上の競争を好む。
ほうっておいたら殺し合いに発展する。
1人殺すのは殺人、集団を組んで大量殺戮するのが戦争。
だから、殺してはならないという教えが宗教に、
殺したらこういう処罰に諸せられると内容が法律に。
ただ、不思議なことに抜け道はある。直接手を下さなければ、
殺人が裁かれない例外もある。
経済というものを間に挟んで間接的に争い・競争し戦えば、
それで追い詰められた相手が自殺した場合は合法なのだ。
ゆえに社会化して高度になった人間は頭脳や腕力を駆使して
抜け穴を探し出し殺し合いをする。
動物より、強欲で残酷だな。
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