2010-05-25

普天間県内移設を沖縄島民に納得してもらう方法

  沖縄普天間県内移設に猛抗議している。

  しかし、アメリカは、物理的に沖縄本島以外の立地を認めない。

  ならば、沖縄島民が「受け入れたくなる」ように仕向けるしかない。

  現状では、沖縄島民は「米軍アメリカの侵略のために使われている」程度の認識である。

  これを「侵略からの防衛軍」という立ち居地に変更すればいい。

  しかし、沖縄島民に対して「中国の侵略」「北朝鮮の侵略」を唱えても、

  「荒唐無稽」と突っぱねられるだけである。

  沖縄島民が、唯一「侵略感情」を有するのは、唯一、大和民族に対してだけである。

  となると、倒錯した話であるが、

  「アメリカ軍海兵隊は、本当は、沖縄島民を、

   大和民族から守るための防衛軍なんだ」と説明した方が、

  沖縄島民の理解を得やすい。

  まさに、以前米軍司令官が口を滑らせた

  「日米安保は瓶の蓋論」である。

  なので、参議院選挙で、「立ち枯れ日本」、もとい

  「立ち上がれ日本」を大量当選させる。

  その上で、「立ちあがれ日本」は田母神閣下総裁に迎え入れ、

  「日米安保廃棄、自主防衛、核武装靖国遊就館史観復活」を主張させる。

  立ち上がれ日本フィクサーである石原閣下反米主義者なので、

  反米主張はお手のものだろう。

  こうすると、沖縄県民は、「天皇主義者靖国主義者による侵略の恐怖」に怯え、

  米軍に「助けを求める」だろう。

  なので、極めて逆説的だが、「立ち上がれ日本」を支持することが、

  「沖縄島民に県内移設を納得してもらう近道」になるのである。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん