2010-05-19

母乳の味を思い出せるか?

私はおっぱいが好きだ。

ならばおっぱいの中の母乳が嫌いな筈がない。

その手の画像映像を観ては心身が震えるほどの興奮を覚える。

当然、飲んでみたいと思う。

乳首に吸い付いてちゅーちゅーやってみたい・・・。

そこで気がつく。

かつて自分は赤子であり、母からまさに母なる乳を授かっていたのではないか。

唇で味わい、舌で味わい、喉で味わい、胃で味わっていたのではないか・・・。

この時ほど私は己の記憶力の無さを後悔した事はない。

覚えていないのである。

母乳の味を!

あなたは母乳の味を思い出せるか?

私は努力した。頭の中を必死にこねくり回して、記憶を漁ってみた。

だが何も出てこなかった。最も古い記憶は5歳辺りのもので、私は母乳卒業していた。5歳の私は愚かだと思う。

記憶というものはどうして覚えておいて欲しいものを忘れ、忘れて欲しいものを覚えているのだ。脳みそ馬鹿である。

一度火のついた欲望の火はなかなか消えない。

消えたとしても、火傷のような焼け跡が残り、その跡を見かけるたびに傷が疼くのだ。私は欲を満たせなかった負け犬だという事実を。

私がこんなにも母乳を飲みたいと願っているのは、喉を潤したいからではない。

この渇きは喉の渇きではない、心の渇きなのだ。

そして私はネット大海に漕ぎ出し、指針となる言葉情報の波乱を掻き分け、虚偽と悪徳の嵐を乗り越えて、ようやく見つけ出すことができたのだ。その宝島

で、その宝島で2万5000円を支払って、飲んでみたわけですよ。母乳をね。

あんまり美味しくなかったです。個人差なのかな?

あと30歳ちょいぐらいのお姉さんはとても優しかったです。

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