■口蹄疫って、本当に牛豚の病気なのか？

とうとう宮崎で非常事態宣言が出された。地獄とかなんとか言われているが、壊滅、ということばが嫌になるほど真に迫って聞こえる。

だけど、これ、本当に牛豚の病気なのか？

• 一国の畜産を壊滅させるほど強力な伝染力を持つことが実証されている病気のはずなのに、通常の伝染病程度の扱いしかしないうえに、自民党からの要請を袖にしてそっぽを向く、選挙しか頭にない民主党政権。
• その伝染病の初動押さえ込みを放り出して、のんきな歴訪に出かけた赤松農相
• その農相の代理であるにもかかわらず、代理の間、口蹄疫そっちのけで人権だの普天間だのと党利党略に腐心した宮崎出身の福島少子化対策大臣
• 「畜産業者などという血も涙もないやつが、何今更泣いてやがる」と、マジで思っているらしいきっこ。
• 空前の伝染病を見て、天罰と言い放つゲンダイ。
• 「俺に悪いところはない」と薄笑いを浮かべて知らぬ顔を貫く赤松にはふれず、かけずり回っている宮崎知事をつるし上げるマスゴミの腐れ記者。

口蹄疫って、本当に牛豚の病気なのか？俺は、人間の頭の病気に思えるのだが。そうでなければ、頭にウジの湧いた人間の屑を磁石のごとく引きつける強力な力でも発生しているんじゃないか？

宮崎の畜産業者の苦悩を思うと、本当にかける言葉もない。しかしその一方で、今わらわらと起こっている愚行の数々は、今後起こりうる強毒性新型インフルエンザや東海、東南海、南海大地震とそれに伴う津波といった非常事態時に起きることの小規模な予行演習に過ぎないんだろうな、と暗い気持ちになる。

Permalink | 記事への反応(2) | 20:30

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