第九地区って映画を見てきた。
感じた事は、それぞれの立場からは正しいことをしているのに、それが全体にとっては正しくないんだってこと。
地球人はエイリアンを違う地区に移すことが正しいと思ってるし、エイリアンは移動することよりも猫缶を手に入れることが最優先。
研究者はエイリアンの生体を解明することしか考えてないし、傭兵はエイリアン殺しにしか興味がない。
それが仕事だからいいんだけど。
ただ主人公がだんだんエイリアン側に近づいて行くにつれて、やる事はエイリアンに近づいて行くかと思いきや、
結局はエイリアンも地球人もおんなじ部分で共感することが出来て最後はちょっと感動する感じで終わる。
ちょっと違うと排他的になるのが人間の性だけど、違う色も受け入れていく勇気があれば
もっと違う世界が見えてくると思いました。
はいはい合成の誤謬