2010-04-26

今の日本にはいわゆる負け組が自らの境遇を嘆くのをよく見かける。

しかし何らかの障害を持ちながら産まれてきた人々は怒りをどこにぶつければいいのか。

望まれない生を受け,幼くして虐待死した子どもたちの声は誰が聞いてくれるのか。

歴史の敗者となり消えていった多くの国の罪のない人々の暮らしはどうなるのか。

人間の肉となるために生を受けた家畜たちは?実験室で病原体を感染させて殺されるために生まれたラットたちは?

それ以前に生命となろうとしながらなれなかった数多の精子たち,卵子たちの声が聞こえるだろうか。

現実逃避したくなるほど追い詰められています。

  • 良くも悪くも 個人の人生はその人個人のものですから…。 生き延びれば、その苦しみを知る人にしかわからないしあわせもあるかもしれません。

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