2010-04-20

随分長い間眠っていたような気がする。あたりを見渡すと

あの時とは何もかもが変わっていた。失った物は取り戻せず、変わり果てた物は決して元には戻らない。

まるで無限にある平行世界の一つを訪ねてしまったかのように。

ぼくはこのとき初めて二年と言う歳月の重さを知り、枕を濡らした。

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