随分長い間眠っていたような気がする。あたりを見渡すと
あの時とは何もかもが変わっていた。失った物は取り戻せず、変わり果てた物は決して元には戻らない。
まるで無限にある平行世界の一つを訪ねてしまったかのように。
ぼくはこのとき初めて二年と言う歳月の重さを知り、枕を濡らした。
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