先々週末、友達に会った。
もともと細い子ではあったんだけど、病的に痩せていた。
大姑さんと姑さんの仲が超!!!悪いんだそうだ。
でも大姑さんは足が悪いので一人暮らしは無理だから、姑夫婦は仕方なく同居。
そこへ友達が入ってきて、飛んで火にいるなんとやら? フルボッコ。
大姑は1日中用事を言いつけるし、姑はそれが気に食わなくてさらに用事を作る。
「手を伸ばせば届くものをとらせるために、2階で布団を干している彼女を1階まで呼びつける」レベル。
移動するから時間がかかるのに、遅いだのなんだのと嫌味のオンパレード。
それを2人掛かりでやるからたまらない。ごはんを食べる暇もないくらい。なのに、肉体労働。
旦那さんは激務の人なので、朝早くて夜遅い。
夜まで起きていられれば話もできるんだけど、彼女のほうがダウンして寝てしまってる。
なので、気持ちの持っていく先がない。
荷物をもらいに彼女の家まで一緒に行った。にこやかに出迎えてくれる大姑・姑さん。
一緒にお茶を飲むことになったので、彼女のことをここぞとばかりに褒めちぎってから、
「自宅介護って大変でしょう? うまく回っててうらやましいですー。
介護されるのって、介護する人に命を預けるようなものじゃないですか。
自分ではできないことをやってもらうんだもの。信用出来る人じゃないと怖いですよねー。
あ、そういえば、いびられたお嫁さんが、介護が必要になったお姑さんにいろいろやっちゃうとかいう
都市伝説がありますけど、あれは怖いですよねー。
いっそボケちゃえばもうなにもわからなくなるのかもしれないですけど。
……あれ、おばあさん、おばさん、顔色がすぐれませんが、大丈夫ですか?」
とぶちかましてにっこり笑って帰ってきた。
そろそろ1週間経つけれど、なんかおとなしくなったらしい。それは重畳。