2010-04-12

パソコンの内部時計は遅れるように設計されているという

電波時計でも無い限り、一般的な時計というものは永久に正確な時刻を刻むことは出来ない。どんなに正確に設計しても必ずずれが生じる。

一般的な時計場合、電池が消耗しているなどではない限り早まるように設計されているそうだが、パソコンでは逆に遅れるように設計されているそうな。

なぜなら、もし早まるような時計場合、何らかのタイミングでそれを修正した瞬間、「未来に作られたファイル」が存在する可能性が生じてしまうからだという。

たとえば、一日一秒早まる時計を内蔵したパソコンがあったとする。二ヶ月後、時計は約一分早く表示されている事になる。

その間に何らかのファイルを作成し、その後時計を正確な時刻に修正したとする。

すると修正した瞬間、そのファイルタイムスタンプは一分先の未来になってしまう。

個人用のパソコンであれば大した影響は無いかも知れないが、これが業務用のサーバーだったりすると、たとえばログデータなどの日時が前後する事になる。わかりやすく言うなら、1月1日0時0分の次に12月31日23時59分のログが追記されるという事態が発生しうる。

そういった現象を回避するために、内部時計は必ず遅れるように設計されているそうな。



という話を聞いたことがあったが俺のPCはそんなことなかったぜ!

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