一昨年、人生の中で衝撃的なことが起こり、これまでの越し方を考えた。
それは、「一人で生きないといけない」ということ。
とにかく「変わろう」と思い、人の輪に入る/持ち物を変えるなど、あらゆることをがんばった。
人と多く話すために、飲み会に参加した。
今までいったことがない場所に旅に出た。
本を読み「なぜ」を考えた。
すばらしい人と会い、どうしたら同じ立場になれるか考えた。
それまでは、守られて/目立たず/自己主張をしない、
本当に「都合のよい」人間だった。
だけど、それだけでは生きていけないと思い、積極的に外に出た。
自分が何ができて、どう生きていくか、そのために力をつけようと行動した。
だけど、こうやって「変えよう」とした理由/プロセスを周知しなかったことが災いして、
周りの人間からはこういわれてしまったのである。
「何で変わっちゃったの?」
「いい子だったのに」
それをいわれたときに、「何でそういう男女間のような話をするのかな」と気持ち悪く思った。
しかも、自分が変わることで、「捨てられる/裏切られる」と思われてしまったらしい。
その結果、私自身の行動を規制して「外と接触を断ち、つなぎとめよう」となった。
あまりにも気持ち悪い言葉を投げかけられ、
だけど「外と接触を断つ」という状況で相談もできず、
逃げ出すことも情けないと思い、
成果を挙げないと非難され、用法を間違った日本語でののしられ、
人間関係がまずくなって、だけど逃げ出したり改善することが自分だけではできず、
(本当なら中立的な人間がいるといいのだけど、小さい組織ではそれができない)
ただプレッシャーをかけられてどうしようもなくなったので、組織から抜けた。
まあ、そんなわけで組織(=会社・仕事)と恋愛をしていたのだけど、
やっとのことで、時間の経過により傷が癒えそうです。