12月のこと。
人より優れた才があるわけでもなく、頭脳も平凡で、判断も恣意的。
学があるわけでもなく、人格もお世辞にも良いとは言えない。
見た目は人並み以下だし、スタイルも良いわけではない。
資格を持っているという話も聞いたこと無いし、努力しているという話も聞いたことはない。
そんな凡庸な派遣社員の人間に、「民主党やばいよね?」という話をした。
返って来た答えが「自民よりマシでしょ」だった。
自民よりマシ。
どの部分をもってそう言えるのかよくわからなかったが、
根拠の不明よりも、明らかに全才能が人並み以下の人間が、
あっさり自民党批判ができることに驚いた。
断っておくが、私は自民党がそれほど良いと思っているわけではない。
しかし、何の才能も無い人間が、
安全に、裕福ではなくても不自由なく暮らしている現状があるわけである。
一応、自民のおかげと言えなくもない部分があるんじゃないかとも思う。
ということは、「自分の才能を考えると、もっと裕福な暮らしができるはず!」と考えたんだろうか。
ひょっとすると、自分には年収1千万くらいが妥当だと考えたのかもしれない。
本当に優れた人が待遇に不満を述べるなら、まあ、少しは社会が悪いかもね、とも思うのだが、
無能の部類に入る人にそんなこと言われても、返答に困るだけである。
実際、その時、返答に困ってしまった。
民主党の政策を見ると、多分、これから先、
その人には結構過酷な生活が待っているんじゃないかと思う。
そうなった場合でも、やっぱり自民党のツケが、とか言い出すんだろうか。
あれ?自民党ってまだあったの? もう無くてよくね? ある必要、全くないでしょwww。
とりあえず彼が「ポンポン痛いのー」といって仕事を投げ出さないのなら、 史上初・成蹊大学卒の総理大臣よりは責任感があるということができる。
前回の総選挙、民主党が勝つのはわかっていたが、民主党がバカ勝ちするのが嫌だったので、自民党に入れた。 負けた後の自民党がどのように変わるのか、期待していた一面もある。 し...