2010-03-22

凡庸な派遣社員による自民党批判

12月のこと。

人より優れた才があるわけでもなく、頭脳も平凡で、判断も恣意的。

学があるわけでもなく、人格もお世辞にも良いとは言えない。

見た目は人並み以下だし、スタイルも良いわけではない。

資格を持っているという話も聞いたこと無いし、努力しているという話も聞いたことはない。

そんな凡庸な派遣社員人間に、「民主党やばいよね?」という話をした。

返って来た答えが「自民よりマシでしょ」だった。

自民よりマシ。

どの部分をもってそう言えるのかよくわからなかったが、

根拠の不明よりも、明らかに全才能が人並み以下の人間が、

あっさり自民党批判ができることに驚いた。

断っておくが、私は自民党がそれほど良いと思っているわけではない。

しかし、何の才能も無い人間が、

世界でも有数の大都市で、

安全に、裕福ではなくても不自由なく暮らしている現状があるわけである。

一応、自民のおかげと言えなくもない部分があるんじゃないかとも思う。

でも、民主自民よりマシだと答えた。

ということは、「自分の才能を考えると、もっと裕福な暮らしができるはず!」と考えたんだろうか。

ひょっとすると、自分には年収1千万くらいが妥当だと考えたのかもしれない。

本当に優れた人が待遇に不満を述べるなら、まあ、少しは社会が悪いかもね、とも思うのだが、

無能の部類に入る人にそんなこと言われても、返答に困るだけである。

実際、その時、返答に困ってしまった。

民主党の政策を見ると、多分、これから先、

その人には結構過酷な生活が待っているんじゃないかと思う。

そうなった場合でも、やっぱり自民党のツケが、とか言い出すんだろうか。

ある意味幸せな人なのかもしれない。

  • あれ?自民党ってまだあったの? もう無くてよくね? ある必要、全くないでしょwww。

  • とりあえず彼が「ポンポン痛いのー」といって仕事を投げ出さないのなら、 史上初・成蹊大学卒の総理大臣よりは責任感があるということができる。

  • 前回の総選挙、民主党が勝つのはわかっていたが、民主党がバカ勝ちするのが嫌だったので、自民党に入れた。 負けた後の自民党がどのように変わるのか、期待していた一面もある。 し...

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