実に困った話
ttp://linux.papa.to/?date=20100224
実に困った話
俺、ここではあんまり会社の話書かない。サイトは上司バレしとるし、昔実名で書いてた名残りで会社知ってる連中沢山おるし。
でも、もう言いたい。書きたい。
何人もいる取締役の全員が反対しないようになるまで、技術者が試作も始められないとしたら、 もう何も生まれないと思うんだが….俺何か間違ってる?
ここで任天堂のイワッチをひきあいに出すのは、さすがに気がひけるから、キングジムのポメラの話にしよう。役員15人中14人まで反対してたけど、実際にポメラは複数種ラインナップ持つ、キングジムの看板商品になったのはご存知の通り….ここで必要なのは「自分はよくわからんけど」「これはイケるかもしらん」という 社長の決定だったわけね。
新規商品ってのは概ねそういうモノ。判断材料をいくら探したって、この世になけりゃ判断できないのです。あたりまえですね。
結局、ウチは誰も 決定ができない経営陣なのね。あーだこーだ批判してるだけ。だから、商品ラインナップも、今まで何十年も売ってきたようなもの、穏当でつまらない商品ばかりになっていく。 なぜなら決定しなくてもいいから!で、売上がどんどん縮小して….という悪循環をたどってる。
既存商品の焼き直しは野球でいえばバント。バントでも稀にセーフにはなるかもしれないけど。そりゃ振ればかなりの高確率で三振になるだろう。でもバット振らなきゃ、ヒットやホームランは打てないとは思いませんか?
どうせいっちゅーんじゃ!(絶叫)
んま、こういうわけで、社内に複数モノになりそうなアイデアがあるのに、世間には出ないのです….ハァ….俺はもう疲れた。