好きだって伝えたつもりだったのに、ぜんぜん伝わっていなくて。
それで伝えたつもりになって、つらかったら、ごめん。
ぼくは知が先に立ってしまって淡泊に見えて、感情に流されるのを嫌うから、それで冷たいように見えたのかもしれない。
でも、君のことは好き。
ずっと好き。これからもずっと好きだと思う。
ヒステリックになっているときも、ネガティブになっているときも、泣き言を言っているときも、めいわくだなんて、えんりょなんてすることはないから、ぎゅっと包み込んであげたいから、一緒に泣こう?
でも、そんなに悲観しないで。
世の中って、結構いいところだよ。
きみからのメールが途絶えて、それで、なんとかして会えないかなって思って、ずっと休日の予定は書いておくことにしたんだけど気づいた?
そこへ行けば絶対に会えるような、気に入って貰えるような場所を選んで、ずっと。
それでずっと探していた。
その場所へ行くたびに、この人かな、違うかもしれないなって。
そんな風にきみかもしれないを沢山集めて、どこで会っているのだろうと思っていた。
でも一番始めの、大きな駅ですれ違いざまに恋する眼差しを向けてきた、それがきみじゃないかって、ずっと思っていた。あまりにも唐突だったし、ぼくが分かるとは思えなかったから、正直確信がなかった。
会えるかもしれないって想いながら出かけて、会えなかったかもしれないと落胆した。
でも、それは楽しかったからいい。
そんなことをしていたら、ずっときみかもしれないをやるようになってしまった。
きみ以外に好きな人なんて、いるはずない。
だってずっときみのことを考えているもの。
電車の中だって、道を歩いていたって、仕事をしても、家に帰っても。
どうしたら会えるのかな、どうしたら楽しいかなって。
食事は夜景のいいところがいいなんて、そんなことを言われたらどうしよう、もし品川にいたら、新幹線に乗って熱海へ行こうよ、だなんて、なんのためらいもなく、きみの喜びそうなことをなんでもしてしまいそうで、正直怖くなる。
おいしいものを食べたくなる。
きみがにこっとでも笑ってくれれば、それでいい。
きみの声が聞きたくて、きみの姿が見たくて、きみと一緒に歩きたくて、ずっと想像をしていた。
でも、あの一瞬のかわした眼差ししかぼくにはなくて、すぐに昔の記憶に残るひとりの女の子に切り替わってしまう。それがとてもつらい。だから会いたいって、ずっとずっと探していた。
きみのこと大切にするから。
ずっと大事にするから。
どうしたらいいのだろう。
それがわからない。
こんな事かいてもどうにもならないのに。
ネット恋愛? 予定を書くのはツイッター?