http://sangyo.jp/ri/pv/pv2009/article/20090609.html
現状のコストが50円/Kwh程度なので、
その中で約16円/Kwhは工事費が占めることになる。
NEDOは「2030年には太陽光のコストは7円/Kwhに下がる」との
ロードマップを示しているが、仮にモジュールコストがゼロ同然になったとしても、
「電気工事店の施工手間」(要は人件費)は、さほど下がらない。
工事費を下げるのは至難の業だ。
超楽観的シナリオで、モジュールはタダ同然、パワコンもタダ同然になったとしても、
「施工費が半分以下にならなければ」、太陽光発電のトータルコストは
7円/Kwhにはならない。
実際には、良くて15~20円/Kwh程度までしか、下がりようがないのでは
ないか?
施工コストが薄まるので、7円/Kwhの可能性は出てくるが、
そうなると、現状の「家庭用太陽光には手厚く、業務用太陽光には手薄」な
太陽光普及政策とは矛盾する。
太陽光普及の鍵は、シャープやQセルズが頑張ってコストダウンすることよりも、
工事店の合理化・効率化でしかないのだが、
それを指摘する声が少ないのはどういうことか?
http://blogs.yahoo.co.jp/hose_solar/18114497.html
でも似たような主張がされている。