2010-02-17

性格はすこしずつ崩れていく。

中学の頃、ある体育会系クラブに入っていた。

そんなに熱心な人のいない適当部活で、何となく集まって適当に練習していた。

当時、それでも割と真面目に練習していて学年内では上手な方だった。

期待もされていて、ますます練習した。

気付いたらフォームを崩していた。

分かった時にはもう遅くて、練習すればするほど悪いフォームが固定されていった。

そこから伸び悩みが続き、結局投げ出すように部活を辞めてしまった。

フォームっていうのは、普段からチェックしておかないと気付かないうちに少しずつズレが生じてしまうらしい。

鏡を見たり、人に直してもらったりして修正をかけないと、体は変な癖を覚えてしまう。

それから随分時間が経って僕は社会人になった。

いろんな人達がいた。

人生の友人にも出会えたし、尊敬できる先輩もいた。

一方で、いつも周囲を見下している人がいた。

いつも文句を言っている人がいた。

人格的に尊敬できる上司がいる一方で有り得ないほど傲慢な人もいた。

どこが違うんだろう。

そう思っていた時、ふと中学の苦い記憶を思い出した。

きっと、性格もフォームと一緒で、普段からチェックしておかないと変な癖がついて行くんだと思う。

自分の思考や行動を省みたり、人から助言を受けたりしながら修正をしていくんだろう。

年長になるほど人格者とそうでない人のギャップが激しくなるのは、変な癖を直した人とそうでない人の違いだろうか。

性格を見つめる鏡は無い。

だから、今度こそはフォームを崩さないようにして生きたいと思っている。

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