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February 14, 2010
日曜日の夕方、久しぶりに銀座に行ってみると、驚くほど活気がない。
そのトピックは、なによりも精神的に大きくこの街に響いているように見えた。
実際、ガラガラだ。
デパートは、いつ、なんではじまったのかを、いまもう一度考えるときなのではないか?
そうすれば、この先行きがわかるのではないか? と夕方の銀座でしばらく考えた。
毎日のように「ハロッズ」に通って、デパートの本質はなんなのか、オンライン時代に必要なのか、を真剣に考えたことがある。
調べてみると、その起源は19世紀にさかのぼり、産業革命で大量生産されたものを集めて陳列する場所からはじまったことがわかった。
だから産業革命の地、イギリスが小売業やデパート発祥の地となったことを思い出した。
実はデパートが終わることは、産業革命以降の大量生産時代の終焉を意味し、
二十世紀的都市構造や、モノを集めるという思想がもうじき終わることを、身をもって僕らに教えてくれているのではないだろうか。
夜になると、銀座の街に明かりは灯るが、その灯は数年前より暗いと感じる。
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百貨店閉店のそれについては、「ロジスティクスの改善」に勝る言い訳はねえんじゃないかなあ。 10年前ならいざ知らず、今はカード一枚で椅子から動かずなんでも揃う(要に見える)...