昔から「Aさんがなんとかかんとか」とか「AさんとBさんとCさんがいて...」という風に話をされるのが嫌いだ。
うまく表現できないのだけれど、こういった話し方をするとき、話し手が自分の意見に相当な自信を持っているような口調になるのが許せない。
実名ではなく「A」とか「B」を使うことで、一般性や客観性が付与されるのはわかる。
こういった表現を好む人は、そういった効果を無意識のうちに期待しているのだろう。
もちろん、この表現を使わざるをえないような場面はよくあるし、なくなったら不便だということはよく分っている。
よく分っているのだが、どうしてもこの口調で話されると背筋がゾクゾクしてしまう。
そんなわけで我が家では、不特定の人の話をする場合は「Akira」と「Bob」を使ってもらうようにしている。 Akira!? AliceとBobじゃないのが気持ち悪くて死にそうだ。