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「回復」どころじゃない、歴史的な儲け。昨年末の米系投資銀行の多くが、またボーナス数千万とかいっちゃったことでしょう。一方で家も無く年を越す人がたくさんいるのにね。 別に彼等が儲けること自体が問題なのではない。もっとも、世界に貢献するイノベーションも大して生み出すわけでなく、それどころか世界経済を破綻させたくせに一番儲かってる、というのは、感情的にはあったまくるけどね。 問題は、金融破たんを生み出した現在の(主に米系の)金融機関の体制に対し、規制するどころか、そもそもどういう規制や監視体制を置くべきか、という議論も十分なされないまま儲かり始めたので、問題が先送りされ始めている、ということだ。(もちろん、「儲かれば規制なんかいらない」という米系金融機関の倫理観に問題があるが、これは規制でしか解決できない) もうひとつは、金融破たんの原因を生んだ金融商品を支える理論に対しても、何の修正もされないこと。こちらはアカデミアの責任もある。