2010-01-05

ドコモダケとおじさんの化学反応について

声から察するに50代くらいのおじさんのクレーム電話を受けていやな気分で帰路についた。

電車の中で、50代くらいのサラリーマン風のおじさんがドコモダケディスプレイクリーナー付きストラップ携帯電話を丁寧に磨いていた。

もう何回も何回も何回も何回もゴシゴシゴシゴシ拭ってて、でも力任せな感じではなくドコモダケはふんわり握り、思いやり溢れる手つき。

その姿が非常に可愛らしいのである。背を丸めスーツ姿で、一日中働いたからなのか、普段からこうなのか判別がつかないくしゃくしゃの髪型

表情は真剣そのものだ。笑みはない。豊齢線(関係ないけど綺麗な言葉だよねコレ)と目尻の皺、その他大小の皺が彫刻みたいに刻まれた顔は、お疲れ気味である。

ドコモダケをつまんで携帯を綺麗にしているそのおじさんを眺めているうち、嫌な気分はどこかに飛んでいってしまった。

これが女子高生ドコモダケでも、子どもドコモダケでも、若いサラリーマンドコモダケでも、癒されなかっただろう。

ドコモダケ真剣なおじさんどうもありがとう。これがいわゆるギャップ萌えなのかね。

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