役所と市民の関係を考えると、市民に誤解されたら、役所は何はさておき説明責任が生じる。役所が「市民は何て馬鹿なんだ」と言っても、それで市民が変わる訳がない。そんなこと言ってる役所があったら、その役所は現実を見ない、いけすかないエリート主義ということになる。
はてな議論を見ていると、しばしばそういう議論は初心者の大衆を自分の意見に洗脳して味方を喜ばせて敵に勝とう、というところがある。
そしてしばしばそういう議論は冷静な公衆に「我々を騙そうとしている」と指摘される。
それで論者が「どうして読者は俺の読まれたいように読んでくれないんだ、読者は何て馬鹿なんだ」と言う。
違うだろ。読者の誤解の余地が少ないように書かなきゃならんのであって、誤解されたら釈明せなならんのであって、それをしてないで読者を馬鹿にする奴はいけすかないエリート主義なんだよ。そんな奴に世間向けの文章を書いてほしくない。世間向けに論をぶつなら世間と向き合え。もっと庶民感覚を身につけろ。