先日『僕の初恋をキミに捧ぐ』という少女マンガ原作の映画を見ました。
当然の話ですね。ああ、でもこれについてはいいんです。失笑の嵐なのは覚悟していましたから。
そんなことよりですね、
(※以下、本筋とはほぼ無関係のごく軽いネタバレがあります※)
映画の最初のエピソードが8歳当時の主人公男児女児2人によるお医者さんごっこなんですよ。
それでお医者さん役の8歳女児が患者役の8歳男児のパンツ(下着の方ですよ)を無理矢理脱がそうとするんですね。
「精密検査が必要ですから、ズボンを脱いでください。パンツも。」とか言って。
8歳男児が嫌がると「大丈夫です。私は医者です。慣れています。」とか言って、無理矢理。
これの何が問題かって、これが「微笑ましい幼馴染エピソード」として登場していることですよ!
あのですね、これは明らかに医者役の8歳女児が性的虐待の被害者である可能性を示すエピソードなんですよ。
こういう場面に遭遇したら、大人は「まあ、仲が良いわね~」なんてノンビリ笑ってたらいけないんですよ。
8歳女児がなぜお医者さんごっこを利用して8歳男児の性器を見ようとしてるの?
なぜ8歳女児にその発想があるの?
それは以前に自分がされたことがあるからですよ。
微笑ましいエピソードなんかじゃないんですよ、これ。
いい加減に「性的に早熟な児童は性的虐待の被虐児である恐れが高い」ということを常識として認識しましょう。
・・・まあ、そんなこんなでいきなりのお医者さんごっこ(が微笑ましいエピソードとして認識されていること)に唖然→失笑→失笑→失笑→失笑(以下エンドレス失笑)な映画でしたが、あそこまで完璧に「THE☆少女マンガの王子サマ☆☆」を体現しまくった主役の俳優には感服しました。
一切心臓病には見えなかったけど。