http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20090918119.html
外務省記者クラブは18日、閣議は国政上の重要な取材案件であることから、閣議終了直後に取材機会を設けるよう求めることを決めた。さらに、副大臣会見など外務省の情報発信の全体像を示すよう岡田氏側に要求する。
記者クラブが閣議の内容や省の情報発信を求めているのだが(この部分を記者クラブで独占したいと考えてるのだろうか?)、これ↓とのからみが気になった。
「「閣僚の指示すべて文書化します」民主党方針 公文書管理法先取り 」
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090802/plc0908020101000-n1.htm
民主党が、平成23年施行の公文書管理法を先取りし、閣僚や副大臣らの政策判断や指示などを原則として全面文書化し、公開する方針を固めたことが1日、分かった。
(中略)
複数の民主党筋によると、民主党政権になれば、閣僚や副大臣ら政治任用の特別職と各省庁幹部が政策協議の詳細をすべて文書化。閣僚らの指示や省庁幹部の報告なども文書に残す方針だという。
上記記者クラブのリクエスト(閣議の内容や省の情報発信)全てはかなえられないのかもしれないが、この文書化をすぐにやるのであればかなりの部分を「ペーパーを見た上で何かあったらどうぞ」みたいにできるのではないか。しかも記事のニュアンスだと公開される文書は誰でも(記者クラブ外のメディアどころかジャーナリストではない我々も)読める事が期待(情報を記者クラブなど既得権益に独占させないという期待)できそうなんだが……。
なにぶん民主党が政権を取る前のニュースだし、実際の手間を考えるとすぐに実行に移すのは大変そうだが、実現するのであれば期待大なのではと思った。
民主政権に関してこのあたりも注目していくと面白いかもしれない。