2009-09-02

がんばりが足りない

とにかく,何かを成し遂げられない人は「がんばり」が足りない.

でも,残念なことに本人は頑張っている.

精神的な部分では確かに頑張っているので,それに気付かないし,周りからフォローもできない.

例えば全く同じ条件の人が二人いて,ダイエットしたとする.

片方は1日に10km走って,もう片方は5km走った,と.

で,10km走る方は痩せるけれど5kmの方は痩せなかったりする.

5kmの人は頑張ってないか,っていうと,実はそうでもなくて

10km走っている人と同じだけ頑張っている.

10kmの人は自分の中で限界まで頑張ってて,

5kmの人も自分の中では限界まで頑張ってたりする.

これはもう,精神的なものだからどうしようもない.

もちろん,体力的には10km走れるかもしれないけど,「がんばり」ってのはその人それぞれの精神的なもの.

だから,結果として「頑張ってる」のに報われない人が出てきたりするんだろう.

本当は結果から自分の「がんばり」を評価する必要があるんだけれど,

「がんばり」の評価を内部に持っている人にはそれが出来ないんだろう.

「頑張ってるのに,なんで体重が減らないの!」

っていうのはそもそも間違いで,体重が減って初めて「頑張った」と言えるんだと思う.

  • フォローしてもらうために、がんばるのか。自分が結果に納得するために、がんばるのか。 体力の限界は動かなくなることだけど、精神の限界ってのがいまいち把握できないから、そう...

    • そういう意味だと承認の欲求とか自己実現とかが関係してくるのかな. でも「がんばり」の場合は逆に承認してもらおうと頑張る人の方が 結果的に目的を達成出来るのかもしれない. ...

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