左翼がクスリに寛容なのは60年代の悪しき遺風。反権力は反権力として、クスリはクスリで駄目に決まってるじゃないか。宇宙飛行士の話だって、むしろ、宇宙飛行士にはクスリが投与されてる、非人道的! という文脈の扱いだって可能だろう。兵士の話なんてまさにそう。依存性のあるものを自己管理可能だから規制するなよ、ってのは、あれだ、アメリカのリバタリアンのあほな主張と似てる。要は、禁酒法は駄目! マフィアが肥える! オランダはうまくやってる! という見慣れたロジック。国家による規制に対して反権力の視点から反対なら、規制は要らない、じゃなくて、それこそ最近の「文化サヨク」の文脈でいうなら自治的なアソシエーション的連帯、とやらによる柔軟な規制を考えるべきだろう。保守のクソどもが道徳的な視点から規制しようとしてるのがむかつくからといって、つまりは敵の批判しているものだから擁護するなんてのはくだらない党派主義ではないのか。きみらは、自己責任論を、さんざん批判したのではなかったか。
医学的に本当に他害性があるのか、無いのにパターナリズムで規制してるのか、 後者なら不当だってのがサヨクの主張でしょうに。