2009-07-22

子供の頃の作文が出てきた

「6年生になったら」というタイトルだった。

内容は悲惨そのものだった。

いじめられっこは、いじめられっこ自身が悪くて、楽しくやっている周囲は誰も悪くない。

そう思い込んでる自分がそこに居た。

先生コメントも、我関せず。

そういう時代だったんだろう。

色々記憶がよみがえった。

あまりに酷いいじめと、対処しない担任に、隣のクラスに逃げ出した。

助けてくれ、と半泣きで、ほとんど出ない声で訴えたら

授業中だから、出て行け、と言われた。

一人でクラスに戻った。

嘲笑が待ってた。

恥をかなぐり捨ててかけば、担任が助けてくれるんじゃないか、

そう思って書いた作文だったんだろう。

けれど、それを書いて提出することで、逆に担任から「捨てる生徒」のレッテルを貼られたんだろう。

死にたい、逃げたい、と思う日々が何年も何年も続いた事を思い出した。

作文を取っておいたのは母親だった。

何も言わなかったけど、何を思って取っておいたんだろう。

あの時、自分が死んだり、ドロップアウトしていたら、

この作文はやっぱり取ってあったのかな。

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