  |
ホームに続く階段を普通に上っていたら後ろから来た人に舌打ちされた。
そこの階段は上りは一人分の幅しかなく、下り側は大量の人が降りてきてたから
次の電車に乗りたいと思っていたその人には私が邪魔だったのだろう。
でも言わせてもらえば、その時点でその人が乗ろうとしていた電車の発車時間までは
まだ2分弱くらいあったし、私の上っているスピードでも十分間に合うくらいだった。
疲れていたのであまり無理はしたくなかったけど心持ちスピードをあげた。
その人はそれでも我慢できなかったようで後ろから押すような感じで上ってくる。
仕方がないので最後の方は走るくらいのスピードで上った。
ホームにたどり着くとその人は私を押しのけるように走って電車に飛び乗った。
それを横目に見ながら私は別の車両まで歩いて行って乗った。
ホームではようやく発車の音楽が鳴り始めていた。
舌打に文句があるなら、その場で言えば良いのにね。 朝からずっと気にしてたのかな？
8
