しょっちゅう行ってるカフェでの話。そこってレジ手前にパンとか置いてある店なのね。誰もいない時はいいんだけど選んでる人がいると追い抜かしていいのか躊躇するじゃない。ショーケースタイプじゃないミスドみたく距離があれば気楽なんだけど並んでるようにも見える感じ。もちろん急いでたら気にせず追い越すけど別に急いでないしさ。まあ俺の後ろに誰もいないし待つかと思った。その人が何を手にとって悩んでるのかを見て「あー俺もその2択は悩むわー」と心の中で同意。そんで何気なくレジ見た。レジ係の女の子がちょっと背伸びした感じでこっち見てた。俺と目が合う。目が合ったとほぼ同タイミングで頷く。おおどうも、って感じでお会計。いつも同じの頼んでるから店員同士ではメニュー名で呼ばれてたりすんのかなー嫌だなーとか自意識過剰になりながら。
お会計が終わって席に着いてから「あれあの場面で頷くっておかしくね?」と思った。そこは「お待ちのお客様どうぞー」とかだろ。いやいや別に恋の始まりとか勘違いしてないって。でもなんか恥ずかしくなった。女の子も心なしか恥ずかしそうだった。ものすごく控えめなサイレント「うん」だったんだ。
キスする時に「キスしていい?」とか聞くのは愚策だと思ってるんだけどなるほどこういう女子が彼女だったら聞くのもアリだなってか聞く方がベストだなって思った。そんなエロゲ持ってないんだけど。