「感覚に集中する」っていうのは自律訓練法とかでよくある、心理学的に確立されてることだよ。
それを宗教とかが使ってるんだと思う。別に使っちゃいけないってこともないけど、学問的にやり方があるのにわざわざそっち行かんでもっていうのはある。
http://psych-toolbox.hp.infoseek.co.jp/hypnosis/model.html
この辺とかが比較的わかりやすい。
催眠を心理学的に解説するサイトだけど、そこにもあるように「催眠」っていうのは単に「すごくリラックスした状態」だけを指すんだ。
このすごくリラックスした状態を作るのに少々コツがあって(普通にやってたらなかなかできない)、その一つが「感覚に集中する」だったりするんだけどね。
例えば人間の手っていうのは本来暖かいんだけど、日常生活ではそのことを感じないようになってるから、暖かさに集中して感じてみたり。
催眠術ってのはそのリラックスした状態だと暗示の影響を受けやすいって性質を利用してるだけなんだよね。
もちろんリラックスの最中にもある程度の意識はあって、本当に嫌なことは拒否できたりする。つまり催眠術でできることってかなり少なくて、実際はかなり役立たず。