自分と同年代やそれ以下の人が社会の第一線で活躍するようになった。XX年生まれ、というプロフィールを見るたびにギクリとする。自分はまだ何もしていないしこれからも何もせずに死んでいくであろうことがリアルに予想できるだけに、頑張っている同い年を目にするのが辛い。ともするとなんかグチグチ言い訳を考えて、輝けない自分を正当化しようとしていたりする。別に全員がヒーローになる必要はない、埋もれて生きていくのもそれはそれで良いものだ、なんて考えてすぐに、いやそれは逃げだ、と思い直したり、あるいはそう思い直すことすら醜い自己愛の現れなんじゃないかとうめいてみたり。いやそうやってグダグダ内面にこもってるのが俺の卑しさの最たるものなんだけどな。中島敦的に考えて。