A「今日遊べるー?」
B達「いいよーDS持っておいでよ」
A「あ、えっと…ちょっと待ってて」
ここ言葉を聞き終えると、逆の窓側に小学生が来て、コソコソと隠れていた女の子Cと相談している。
コソコソ話を終えて、Cの元から戻って来たAが、B達にこう言った。
A「お母さんが○○ちゃん家にいなさいって言うから今日無理」
B達「今、誰と一緒にいたの?」
A「あのね、今お母さんから電話掛かって来てね、ほら、ケータイに」
お母さんがAに対して、「○○ちゃんのお家にいなさい」と言ったのは事実なのかとか、
「遊ぼう」と最初にAから話しかけていたが、Cとの相談でなぜ遊ばなくなったのかとか、
Cが隠れなければならない理由は何だったのかとか、
とかとかとかとかは関係なく、気になったのはココ、
を目の当たりにしたという部分だ。
例えば、お母さんからメールが届いて〜
という言い訳も使える訳だろ。
大人でもケータイ使って嘘ついてる人いるでしょ。
お母さんじゃなくてもさ、
電波が入らない場所にいた〜
充電が切れちゃって〜
とかとかとかとか、あるじゃない。
ケータイに限らず、いろんな物や人のせいにして嘘をつく場面に遭遇する事はある。
悪気があっても、悪気がなくても。
誰も責めてないよ。
ただ僕は、悪気あるにせよないにせよ、何かのせいにして嘘をつくような事をするのはやめようって思っただけ。