何回言っても優先順位を付けられない人がいる。
行動にしろ買い物にしろそうなんだが、そういう人は人生に対しても優先順位を付けていない。
将来の大事な場面を平気でドロップするような人がおそらくそれ。
価値観が違う人(その将来より大事なことがある人)ならまぁ、別にいいんだけど
どう考えても不幸になっている人は優先順位を付けてないから失敗していると言っていいだろう。
で、最近分かったことは、そういう人はどうやら「優先順位」ってのをそもそも理解していない。
優先順位という考え方そのものが無い。概念を持っていない。
だから、そういう人にいくら「優先順位を考えてくれ」と言っても理解してもらえない。
かといって「こっちの方が大事だから、こっちを優先してやってくれ」と言っても
その「こっち」がアホみたいにプライオリティが高くなるだけで、優先順位という概念は理解してもらえない。
仮に仕事とかで優先順位を覚えても、それを生活に活かすことはできないし、ましてや人生設計に応用なんてとても無理。
こういう人に欠けている能力は「物事の標準価値化」の能力なんだろう。
物事に対して標準的に価値を見出してないから優先順位を付けられない。
こういう人は物事に金銭的価値を付けると途端に優先順位を付けてくれる。
単位労働力あたりの利益が1万円、5000円、1000円、100円の仕事を並べると1万円の仕事からやってくれる。
「なんでもかんでもお金に置き換えるな!」
とか言う人いるんだけど、そう言う人って優先順位付けられない人だったりするんだよね。