僕の通ってた高校は、東大の現役合格者が年に5~6人程度の田舎の県立高校だったのだけど、実際、東大へ行った奴らは、一部の天才を除いて、入学当初から東大めざして自習室に篭り切っていたように思う。
「進学なんて、3年生になった時点で考えればよくね?」
と思っていた僕は、中学時代は県内模試で上位20位以内、高校入学当初は学内で10位以内のポジションにいたのだけど、部活にのめりこんで成績はズルズルと右肩下がり。
3年生になる頃は、学年順位も後ろから数えた方が早い状況に陥った。
「でも、がんばれば1年間でなんとかなるお」・・・とか、ヘンなポジティブ思考でもって、東大じゃなくて東工大へ特攻。
センター試験で8割取れてC判定とれてたんで、運がよければ・・・とか思ってたのだけど、あえなく撃沈。
滑り止めで後期で受けていた横浜国大へ入った。
たぶん、高校入学当初はあまり学力的に差は無かったと思うんだけど、決心の強さというか、意志の固さとその持続力がないと、僕みたいな凡人は東大レベルの学力には達しがたいというのが、今の僕の結論だ。
結論、東大へ目標を定めるなら、早ければ早いほど良い。また、目標を下げるのは簡単だが、後から目標を上げるのは極めて困難である。
地方はそうかもしれんね。 首都圏だとほんとに1年くらいしか勉強してない奴でもひょっこり受かったりする。理I程度なら特に。 受験って情報戦なんだよな。
まあ東大だの何だのに目標を定める前に、大学行って勉強するつもりなら高校の教科書の範囲を「しっかり」理解することを目標にしてくれ。受験のための勉強に何年も使うよりもいい...