2009-03-14

最近若者自分が必要とされていないと思っている

俗流若者論は論じたくないのであまり「最近若者」というくくり方はしたくはないのだが、あえて「最近若者」の共通点を一言で言うならば、これだろう:

最近若者自分が必要とされていないと思っている」

だって、そりゃぁそうだろう。マトモな大学を出て新卒のチャンスを上手く使わない限り、正社員になることは難しい。正社員になれなければ、事実上結婚子供も持つことは難しい。今の若者にとって、結婚したり子供を持つことは、「普通の人が普通にできること」ではなくて、「一部の勝ち組ができること」のひとつになってしまっている。労働者の半分が非正社員出生率も2人の親に対して、子供が1.3程度。乱暴な言い方をすれば、人口の半分は子供なんて夢のまた夢なわけだ。給料よりも、将来の希望の方が、人に大きく響く。非正社員でも、普通結婚して子供を持つことができるのなら、希望がもてる。今は、そうじゃない。結婚子供の前に、正社員の壁が立ちはだかる。

そりゃぁ、自分が必要とされていないと思うでしょ。めんどくせ、さっさと死んじゃえって思うでしょ。

みんなで死のうぜ、イエイ

  • 都会に、馬鹿みたいに人集めすぎるからそうなる。 「若者」が真摯に必要とされてる田舎のことを、都会のメディアが執拗に馬鹿にする結果。

  • 思い込んでいるというより、実際に必要とされていない。 必要な人間になっていない、他人に必要とされる能力を持っていない、自分の持っている能力を生かせる場を見つけられていな...

    • それは別に最近の若者に限った話ではなく、昔から大多数の人間がそうな訳で。 最近の若者は「自分は必要とされるべき人間なのに必要とされていない」と考えているんじゃないかな...

  • 労働者の半分が非正社員 非正社員なのは3分の1。 この中には大多数が後々正社員として就職出来る学生バイトや、結婚し子供を産んだ後で非正社員になった女性、 正社員として定年ま...

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