2009-03-06

戦略とか考え出した時点で負けなのか

今年で二十六にもなるが、今まで特に異性と付き合ったことがない。

色恋沙汰に興味がないわけではないが、それが最優先というほど他人を羨望したり固執したりはしてこなかった。

流石にこれぐらいの歳にもなると、多少結婚というものも考えないではない。

ただ、色恋沙汰に興味がないわけでもないのに、興味がない風を装ってきた僕には特に、いわゆる、好きな人ってのは居ない。

なのに漠然とした結婚願望を抱いているのは、まぁ、誰しも結婚して子供を産んで家庭を持つものだ、みたいな風潮に囚われているのかもしれない。

いや、無論生涯を独りで過ごすのだってアリっちゃぁアリだと思っているけど、やっぱりそれなりに温かかった「家庭」で育った僕としては、結婚して家庭を持つことに漠然とした憧れのようなものはある。

何よりも自分遺伝子を残そうとするのは生物的な願望なのだろうし、子供を産まないのは日本人としても国力を衰退させることになるから、社会人としてはやはり家庭を持つべきなんじゃないかと思う。

(そんなに右っぽい思想はないけど、こういうのもナショナリズムなんだろうか?)

でも前述の通り、特に特定の好きな人っていないわけで。

いや厳密に言えば「あっ、何かイイな」ってのはあるけど、別にその人とどうこうするって言うほど誰かに惚れたりとかしてないというか。

そんな僕には結局、結婚したい相手ってのは特に居ないんじゃないかと思う。

そんなこと考えつつ日課のように読み漁っていた発言小町で、見合いの話でだらだらやってるトピがあってちょっと思った。

やっぱり見合いとかって、結婚願望はあるけど特に誰とってのが無いような人たちが多いんだろうか。

(あるいは結婚したいけど出来ない人たち?)

どうせ将来的に切実な結婚願望を抱くぐらいなら、まだ若い今のうちに参加する方がアドバンテージがあるんじゃないか、なんて思った。

そこそこの収入があってそこそこ若く、少なくとも自覚する範囲内では異常性は持ち合わせていない。

(まぁこんな屁理屈こねた思考は、自分の中だけで巡っているものだし、常にそれを行動に反映しているわけでもないしね)

自分では、自分をなかなか悪くないと思っている(自意識過剰なのかもしれないけど)。

そんな今こそ結婚相談所とかでより良い相手と巡り合えるのではないか?

なんて考えてみたが、おいおい「より良い」って何なんだ?

同じような相手なら年収が高い方が良いとか、若い方が良いとか、そういうパラメータ競争の中で優位に立てるとして、『より良い』相手とマッチング出来る!?

なんつーか、うまく表現できないけど、苦笑しちまうよ。

え、なに?そんなにしてまで結婚したいの?俺は?みたいな

何かこういう面倒くさいこと考えてると「ええいもううっとおしい!だったら俺はもう結婚なんかせんでもええわ!!」って気にもなる。

結局何が言いたいのか、自分でも良く分からんのだけどさ。

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