大半の人にとっては「家」は実用品。
だから庶民はダメなんだ。
ていうのはうちがプチリフォームみたいなことしてんだけどさ、おれの部屋(和室)のふすまを変えるってんで
おかんがカタログを見せてきたのね。で、カタログ見ても当然適当なもんが適当に作られてるだけなわけ。
こんなもん選ぼうとするだけ労力のムダっていうかさ。カニかまぼこを食べるのにカニばさみとかカニフォークを用意するくらいムダっていうかさ。
それなのにおかんが「いまは柄のない白流行ってるんだってよ。これにしたほうがいいんじゃない?」とか言うわけ。
あほうか。和室ってトラディショナルなもんだろうに流行って何だよ。その流行は誰がデザインしたんだよそれはちゃんとした武家屋敷の様式を研究した奴が新しい提案としてやってるわけ? そんなわけないだろうがこんなもん。和「風」としてたいしてデザインの勉強もしてない適当な奴が適当に作っただけだろうが。
だったらこんなもの選ぶまでもないんだよ。それこそ適当でいい。何でもいい。何を選んでもダメなもんはダメだ。
なのにおかんはどうしてデザインを選ばせようとする? もしかしてこの中にデザインのいいものが混じってるとか思ってるんじゃないか?
混じってる分けないじゃないか。 こんなもん、前増田が言うようにただの道具なんだよ。デザインされてないデザインなんかどうでもいい。
なんでもいいからさっさと工事終わらせてくれ。
と思った次第なんです。